やらないことを決めると暮らしが楽になる|私が選ばなかった習慣

暮らしと生き方

世の中には「やったほうがいい」とされる習慣がたくさんあります。朝活、筋トレ、読書の習慣、自炊、日記、SNSでの発信──どれも良いことのように語られていて、私も一時期はいくつか試していました。

でも、続けてみて感じたのは「これ、私には合わないかもしれない」という違和感でした。無理をして続けるよりも、やらないことを決めたほうが暮らしが楽になることもある。そんなことに気づいた経験を今回は書いてみようと思います。

やらない選択が暮らしに余白を生む

「良い習慣を身につけたい」という気持ちは誰にでもあると思います。朝型生活や毎日の運動。良い習慣はたくさんありますが、それを無理に続けようとすると、かえって心が疲れていくような感覚があるのも事実。

ある時ふと、「やらなくてもいいのでは」と思ったのです。そして実際にやめてみると、不思議なことに罪悪感よりも解放感のほうが大きかった。

やらない選択をすることで生まれる余白は自分にとって本当に必要なことに時間や心を使うためのスペースになりました。

私が選ばなかった習慣と、その理由

朝5時起きの習慣

「朝型生活が成功の秘訣」という言葉を信じて、朝5時に起きる習慣を試してみたことがあります。最初の数日は達成感がありましたが、夜に眠くなる時間が早まり、家族との時間や自分の趣味の時間がなくなってしまいました。

私にとっては朝の時間よりも夜の静かな時間のほうが集中できると気づき、この習慣はやめることにしました。自分のリズムを無視して、世間で良いとされる習慣に合わせる必要はないと感じた瞬間でした。

毎日の筋トレ

健康のために筋トレを習慣化しようとしましたが、義務感が強くなりすぎて楽しさよりもプレッシャーを感じるようになりました。「今日もやらなきゃ」という気持ちが、かえって心の負担になっていたのです。

結局、週に数回のストレッチや散歩など、自分が気持ちよく続けられる範囲に落ち着きました。完璧を目指すのではなく、心地よさを優先した結果、体を動かすこと自体を楽しめるようになりました。

SNSでの毎日の発信

情報発信は大切だと思い、毎日SNSに投稿することを習慣にしようとしました。でも、ネタ探しや写真の編集に時間がかかり、肝心の暮らしそのものが疎かになっていました。

「発信するために生きているわけではない」と気づいてからは、投稿頻度を減らし、本当に伝えたいことがある時だけ書くようにしました。その方が自分らしい発信ができるようになった気がします。最近では書きたいこともたくさん出来たので、無理のない範囲で続けていこうと思っています。

やらない選択をして良かったこと

心の負担が減った

習慣を手放すことで「やらなければ」というプレッシャーがなくなりました。自分を責める機会が減り、心が軽くなった感覚があります。

自分に合った暮らし方が見えてきた

誰かが良いと言っている習慣ではなく、自分が心地よいと感じる暮らし方を選べるようにする。他人の基準ではなく、自分の感覚を大切にすることの意味を実感しています。

やらないことを決めたことで時間にも気持ちにも余裕が生まれました。その余白があるからこそ、本当にやりたいことに集中できるようになったのです。

やらない選択が向かない人もいる

もちろん、習慣を続けることで充実感を得られる人もいます。ルーティンがあることで安心する人、目標に向かって積み重ねることに喜びを感じる人にとっては、習慣化は大きな支えになるでしょう。

やらない選択は万能ではありません。大切なのは、自分にとって何が心地よいかを見極めること。

『やらない』を決める勇気

やらない選択をするには少しの勇気が必要でした。「これをやめたら怠けているのではないか」「成長できないのではないか」という不安もありました。

でも、やらないことを決めた今、暮らしは以前よりも楽になり、自分らしさを感じられるようになっています。何かを続けることだけが正解ではない。手放すことも大切な選択なのだと気づきました。

もし今、「やらなければ」という気持ちに疲れているなら、一度立ち止まってみるのはいかがでしょうか。やらない選択が、暮らしに新しい余白を生んでくれることもあるのです。

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